2016年3月11日(金)大震災から5年。愛媛で映画MARCH完成試写会を行いました。
【主催】えひめsmile委員会
【協力】松山大学ローターアクトクラブ
【場所】松山市民会館中ホール
【入場者数】450人(STAFF含む)
【詳細】愛顔の種まき。映画「MARCH」完成試写会
えひめsmile委員会、松山大学ローターアクトクラブのスッタフだけではなく多くの一般のボランティアの方のご協力もありスムーズな試写会運営ができました。平日にもかかわらず皆様誠にありがとうございます。
会場内では愛媛FCの選手スタッフが募金活動を行いました。
18:30済美高校生による「震災学習発表会」
「MARCH」中村監督舞台挨拶
会場はほぼ満員の450名のお客様にご来場いただきました。
会場内でえひめsmile委員会が集めた募金額は70,046円でした!皆様誠にありがとうございます!
このお金は3月14日の東京で行われる試写会にてSeeds+のメンバーにお渡しします!
*えひめsmile委員会メンバーのコメント*
愛媛発ドキュメンタリー映画「MARCH」試写会実現秘話
昨年の11月24日、ちょんまげ隊長のツンさんが愛媛県庁にやってきました。そして、私に「福島県南相馬市の子どもたちのマーチングバンドSeeds+と愛媛の絆を通して描いたドキュメンタリー映画を愛媛発で制作したい。ついては、その制作に要する経費を愛媛で集めてもらいたい。そして、東日本大震災からちょうど5年目となる2016年3月11日に、愛媛で試写会を実施してもらえないか。」というとんでもない依頼をされました。
もちろん、この企画が実現すれば、復興支援につなげられるというツンさんの熱い思いは十分理解できましたが、とても一人で背負い切れるような話ではありませんでした。
そこで、県庁の後輩の友人で、松山市内で活躍している若手の経営者の皆さんにツンさんを引き合わせたことにより、12月から「えひめsmile委員会」としてこのプロジェクトがスタートしました。
1月4日に初めてホームページを公開してから、しばらくの間はほとんど協賛金も集まらず、2か月間という短い期間で本当に450万円という途方もない金額が集められるのか心配でなりませんでした。それに、メンバーの皆さんは忙しい方たちばかりなので、なかなか全員が集まることもできず、3月11日が近づいてくるにつれ、どんどん不安が募り、あの時に、私がツンさんの依頼を安易に引き受けさえしなければ、これほどまで皆さんに迷惑をかけなかったのにと後悔で一杯でした。
ところが、学生メンバーはじめ委員会メンバーそれぞれが、自分の得意な分野に責任を持って取り組んでくれたことにより、3月に入って潮目が変わったのがはっきりわかりました。
そして、3月11日、いよいよ試写会当日を迎えました。会場の松山市民会館中ホールには、ほぼ満員となる450名もの方にご来場いただき、嬉しさよりも安堵の気持ちで一杯でした。映画の試写会終了時に、私はホールの外にいましたが、万雷の拍手を聞いて心を激しく揺さぶられました。
こうして、我々のプロジェクトは、残る4月と5月の愛媛での試写会の開催をもって幕を閉じることになりますが、全国での試写会や国際映画祭への出品が無事成功し、福島の今を多くの人に伝えることにより、Seeds+の今後の活動の支援や東北の復興支援につながることを心から願って最後のミッションをやり遂げたいと思います。
2016
13Mar
3月11日愛顔の種まき、ドキュメンタリー映画MARCH完成試写会
